最近の文具で私が気になるワード、それは「人間工学」という言葉です。
だいたい商品紹介ページにはだいたいこんな言葉が使われます。「人間工学に基づく~」。
そんな言葉が使われている文具を見て、どこが人間工学に基づいているのか?そもそも人間工学ってなに?という疑問が湧き、今回しらべてみました。
国際人間工学連合による人間工学の定義は「人間工学とは、システムにおける人間と他の要素とのインタラクションを理解するための科学的学問であり、人間の安寧とシステムの総合的性能との最適化を図るため、理論・原則・データ・設計方法を有効活用する独立した専門領域である」とされているらしいです。
言葉が学問的な言い回しでイマイチ理解しづらいところです。
一般社団法人日本人間工学会ではこのように示していました。
「人間工学は働きやすい職場や生活しやすい環境を実現し、安全で使いやすい道具や機械をつくることに役立つ実践的な科学技術です」とあります。
私には、こちらの方が理解しやすいです。
今回の題名の人間工学系文具とは私が勝手につけたネーミングですが、結構あります。人間工学に基づく・・・をうたい文句にした文具が。
今回はそんな商品の一部を紹介して終わりにしたいと思います。
左下:コクヨ キャンパスノート B5のスリムサイズです。
左:ステッドラー トリプラスボール 軸が三角のボールペンです。
(吉野 知也)