作曲家がピアノの前でさらさらと楽譜に音符を書き込んでいく。
次々と湧いてくる音楽のイメージを、音符に置き換えて五線譜の上に・・・・。
う~ん、名曲が聞こえてきそうな気分・・・。
そんな作曲家が使う筆記具ってなんでしょう。鉛筆でもシャープペンでもボールペンでももちろんOKなんですが、万年筆で書きこまれた五線譜って、それだけで素敵な曲のように感じるのは、私には楽譜が読めないからでしょうか(笑)
万年筆ってペン先によって筆記幅や書き心地が変わるってご存知ですか?
細字なら“F(ファイン)”、中字が“M(ミディアム)”、太字が“B(ボールド)”などは意外と知られているかもしれませんが、音楽用は“MS(ミュージック)”なんです。音符を書くのに適したように作られていますが、イラストやカリグラフィーに使う方もいらっしゃいます。
さまざまな書き味のある万年筆を使って、あなたなら何を書きますか?日記、楽譜、サイン、意外と古風にラブレターなんて良いかもしれませんね。

 五線譜と万年筆

(金子昌一)