実験今回ご案内するのは、寺西化学工業のラッションペン。

寺西化学工業にはみなさんご存知の油性ペン、マジックインキがある。

マジックインキは1953年誕生のロングセラー商品でグッドデザイン ロングライフデザイン賞を受賞しメーカーホームページにも「マジックインキ誕生物語」が掲載されるほどで同社の看板商品。マジックインクの影に隠れているが水性ペンでも隠れた名品が「ラッションペン」。

名前の由来は「Rush on paper」ラッシュ・オン・ペーパー(素早く書く)の略だとか。こちらもロングセラーの名品で、黒と青は染料の独自製法で水性ペンにもかかわらず、乾けば水に流れにくい性質をもっている。
(ちなみに上の写真は、黒インクが本当ににじまないか試してみた時の写真です。
紙にラッションペンの赤インクと黒インクで字を書いた上から水をかけてみました。
たしかに、黒インクはにじみなし!
まっ、水ににじんで困るところにはそもそも油性ペンを使えばいいんですが、、)

書き味は非常に滑らかで書きやすく、固定ファンがいて毎回ダースで注文してストックしているお客様もいるくらいだ。

(吉野 知也)