創業1898年 液墨の元祖と言われる開明株式会社

創業から120年、習字の授業の際にはかなりな割合の生徒が開明の墨汁を使用していたと思います。

一世紀にわたる技術の結晶として業界紙に載っていたのが、「金墨汁」・「銀墨汁」・「銅墨汁」

金墨汁銀墨汁銅墨汁

・・・東京オリンピックが近づいてきていることもあって、つい目が留まりました。

普段から慣れ親しんでいるのは、勿論黒い墨汁で、授業の際などに先生が朱墨を使用しているのは珍しくありませんが、あとは、ときどき白墨汁を見かけるくらいでしょうか。

この、金・銀・銅の墨汁は、オリンピックに向けて作られたわけではありませんで、

写経などに使用されるのが多いようです。

価格はそれぞれ60ml入りのボトルで税抜き900円。

とくに使用目的が有るわけではないのですが、長年にわたり培ってきた開明株式会社の技術力への感心と、オリンピックのメダルと同じ3色がラインナップされていることの関心で、

ついつい欲しくなりました。

(金子恒弘)