2023年6月5日(月)
静岡県裾野市に在る「ライオンファイル株式会社」富士工場を見学してきました。
こちらの工場では、主に㈱ライオン事務器のフラットファイル・パイプファイルの製造をしていて、
ファイルの名入れや別寸のファイルの作成なども、この工場で行っているとの事。
この会社は1964年に設立し、1984年に今回見学させていただいた裾野に工場を移したとの事です。
先ずは、フラットファイルのラインから見学・・・
ファイルの基となる厚紙を大型の電動裁断機で決められた寸法にカット・カドも丸くカットします。
表紙・裏表紙になる部分に印刷をした後、ベルトコンベアーで移動しながら、背表紙部分を折り曲げ、
針金を通し、真ん中のファスナー部分を取付て完成。
ベルトコンベアーの最終地点で待っていた作業員の方が10冊づつ袋詰めし、10袋毎に箱詰めして封をし、
パレットにきれいに積み上げていました。
次にパイプファイルの製造工程も見させて頂きました。
こちらは、フフラットファイルよりも工程が多く、芯材となる厚紙にオレフィン素材を貼る所から始まりました。
背表紙部分にフィルムを貼付け、パイプ式とじ具をセット。
インデックス(ファイルの仕切の紙)をセットした後、コの字に折り曲げていき、箱詰めされます。
見学後には、記念にとライオンの売れ筋商品をカワイイ手提袋に入れて各組合員にプレゼントしてくれました。
少ない数量から名入ファイルも請け負ってくれると説明して頂きましたが、実際に工場見学をした後では、
大量受注せねばいけないな~ なんて思うくらいに感動して帰ってきました。
実際に、工場見学の際に名入ファイルの作成をしていたのですが、依頼元が分かってしまうので画像は残しませんでした。
今回の工場見学に協力して下さいました、ライオン事務器の担当者様、ライオンファイル工場の関係者様、
勿論、見学時にいやな顔をせずに質問に答えながら作業をしていた従業員の皆様、本当に有難うございました。
私達、組合員も、少しでも売上に貢献できるよう頑張りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
(金子恒弘)